60~70年代のスウィート・ソウル作法をストリート経由の感性で披露し、すでに好事家の間では話題騒然だったニュージャージーの若手ユニットがいよいよアルバム・デビュー! 時代に接続するブギーなノリも当然あるが、タキシードのようにフェイク的な楽しさではなく、往時の流儀に直球で挑んだ変態的なこだわりはエイドリアン・ヤングにも通じるもの。ジョージ・カーの参加した日本盤ボートラも大収穫で、とにかく甘~い!