カーリー・レイ・ジェプセン“Call Me Maybe”の共作者が率いるバンド……ということで、かねてより世界規模でのブレイクを期待されてきたカナダの4人組。4年ぶりとなるこのアルバムは、映画「グーニーズ」など80年代の大衆カルチャーにオマージュを捧げた一枚となった。そういう意味ではカーリーのファンも取り込めそう。従来のパンク色は薄れ、ソウルやファンクを隠し味にしたポップ・ロックが満載だ。