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「夜も昼もクラブもライヴハウスも関係なく活動できるバンドがやりたいというコンセプトで作った、完全なる初期衝動としか言いようのないアルバム」(Guru)。「ライヴでは曲順、曲間も含めて、丸々再現して」(さとし)。「みんなガチガチに力入ってたよね。さとしはリハに着替え持ってくるし」(マナブ)。
「“P.N.P.”という曲のビートがよれていて、まあ、たまたま録音機材のトラブルでスネアがズレちゃったんですけど、聴いたらこれはめっちゃグルーヴあるなと。そういう手法は今に繋がってる部分ですね。粗さもあって、ファンキーでもある……いまもう一度丸々録り直してもおもしろいかな」(Guru)。
「ミックスにめちゃくちゃ時間をかけたんですよ。レコーディング・エンジニアの君島結さんと、ああでもないこうでもないと、主に低音ですね。ここまでのアルバムは、ライヴの流れを考えて作っていて、1枚でショウになるっていう」(Guru)。「メンバー4人だったから、人力感があるよね」(マナブ)
「ビートがカチッとしてる、スクウェアなビートっていう感じですね。ここまでは4人編成だったので、ロック感もまだ残しつつ作っていたんですが、それもここでやめようと思って。レッチリの『Black Sugar Sex Magik』を意識して作ったんですけど、誰もそれには納得してないです(笑)」(Guru)。
「この前に3人編成で初めて作ったEPがあって、そこでビートのグルーヴを変えたんです」(Guru)。「シンセが抜けたので同期演奏になったんですけど、最初はうまくいかなくて。試行錯誤を繰り返して、新しいグルーヴがここで完成した感じですね」(さとし)。