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一旦3Fへ帰って、本日3度目の6Fへ。ここまで3時間、立ちっぱなし歩きっぱなし(時には膝立ちで陳列棚に向き合いながら)の小山田圭吾。「これならよし!」と言う頃には、数えきれない量のCDがポップアップ・ストア予定地に集まっていた。

ここからさらに1時間、ああでもないこうでもないと大量のCDを棚に並べては抜き差しを繰り返し、色味だけでなく順番や配置にもこだわる凝りっぷり。さらに、売れてしまった時に歯抜けにならないよう予備も10枚×3ほどチョイスし、長かった約150タイトルの選盤作業は午後4時にようやく完成する。

感想を尋ねると……「いやー、思ったより大変だったね(笑)」と一言。しかし、その労力に見合ったステキな展示が完成しました。小山田さん、お疲れ様でした!

「Mellow Waves Visuals」の黒×白棚には、ご存知デヴィッド・ボウイの『Heroes』U2のコーナーで見付けた『War』から、「これ『Point』っぽいよね」と言っていたハイサム・マーブルリ『Catching Moments In Time』まで、モノクロのジャケットが勢揃い。同様に『Point』の青×白棚にはマック・デマルコの新作『Here Comes The Cowboy』や、笑顔でチョイスしたカジヒデキの『The Blue Boy』、『The First Question Award』の赤×黒棚にはクラフトワークの『The Man-Machine』『映画ゴジラ(1954) ライヴ・シネマ形式全曲集』など、ジャンルレスな合計120タイトル(+α)が並んだ。

小山田圭吾のこだわりが詰まりに詰まったポップアップショップは、8月26日(月)までタワーレコード渋谷店3Fにて開催中! ぜひ足を運んで、そのこだわりっぷりを楽しんでほしい。

 


INFORMATION
CORNELIUS SHOP SHIBUYA × TOWER RECORDS SHIBUYA
2019年7月30日(火)~2019年8月26日(月)タワーレコード渋谷店 3F特設コーナー
http://towershibuya.jp/news/2019/07/26/136454