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今年のリイシュー、今年のうちに!

VARIOUS ARTISTS Everything Is Gonna Be Alright -Celebrating 50 Years Of Westbound Soul & Funk Westbound/Ace(2019)

 今回の主役とは何の関係もなく、必携のコンピレーションをご紹介しておきます。まずはデトロイトの名門、ウェストバウンドの50周年を記念した決定盤『Everything Is Gonna Be Alright -Celebrating 50 Years Of Westbound Soul & Funk』(Westbound/Ace)から。ファンカデリックやオハイオ・プレイヤーズ、デトロイト・エメラルズを筆頭にノーザン~ファンク~ディスコの名曲たちが並んでいます。エマニュエル・ラスキー“A Letter From Vietnam”を冒頭に置くなど40周年時の記念盤とは選曲が微妙に異なるのもポイントかもしれません。

 

VARIOUS ARTISTS David Haffner's Disco With A Feeling Athens Of The North(2019)

 続いてはAOTNによる70年代後半~80年代初頭のディスコ~モダン・ソウル選集『David Haffner's Disco With A Feeling』(Athens Of The North)を推薦。ほぼマイナーな無名曲だらけですが歌心に溢れたハートフルで楽しい好曲の連打にやられます。

 

VARIOUS ARTISTS Space Funk -Afro Futurist Electro Funk In Space 1976-84 Soul Jazz(2019)

 最後はソウル・ジャズから届いた『Space Funk -Afro Futurist Electro Funk In Space 1976-84』(Soul Jazz)。ソナーフォニック“Super Breaker”やロドニー・ステップ“Break-Out”など初CD化曲だらけで、拙いSF感が却って人間味を感じさせる最高のエレクトロ・ファンク集です! *出嶌孝次