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SUPER☆GiRLS 超絶★学園 ~ときめきHighレンジ!!!~ iDOL Street(2019)

年頭からフレッシュな第4章に突入した老舗グループの、およそ3年半ぶりとなったアルバム。定番の夏ソングなどにスパガらしさを残しつつ各メンバーが先行曲でセンターを務めるなどのチャレンジも集大成し、瑞々しく先へ向かうためのポップな仕上がりが印象的でした。今年6月にはいよいよ10周年! *出嶌

 

PassCode CLARITY ユニバーサル(2019)

2019年も精力的にライヴ中心の動きを見せてきた4人ですが、前オリジナル作『ZENITH』から約1年8か月ぶりとなったこちらのフル・アルバムは持てる武器をさらに鋭く磨いて遠くへと届けるような、スケールアップした一枚でした。この後にリリースされたシングル“ATLAS”も流石の仕上がりで! *出嶌

 

NEMURIORCA 「N E M U R I O R C A」 MAPLE(2019)

MAPLE INC.が〈ネガポジ系〉を謳って前年末に送り出したユニットですが、2019年に届いた初のファースト・アルバムは予想以上のかっこよさ! チップチューンやテクノ・ポップ、ガバ、ドラムンベースなど、夢心地だったり攻撃的だったり変幻自在な楽曲性の高さにやられました。 *出嶌

 

たこやきレインボー 軟体的なボヤージュ avex trax(2019)

関西の雄が〈等身大〉をテーマにした1年ぶりのアルバムは、メンバーの彩木咲良が作詞に挑戦したほか、前山田健一や今井了介、CMJK、氣志團らを起用した強力な新曲オンリーの意欲作に。この後のシングル“もっともっともっと話そうよ-Digital Native Generation-”も快調な出来映えでした。 *出嶌

 

TEAM SHACHI TEAM SHACHI unBORDE(2019)

チームしゃちほこから改名後の初音源集となった野心的的なミニ・アルバム。全曲に山森大輔(SKA SKA CLUB)が関わり、より力強くなった歌唱にラウド感を増したサウンドがピッタリはまる結果に。この後の夏限定スペシャル・バンド活動なども含め、新たな方向性の開拓に成功しましたね! *出嶌

 

DEVIL NO ID Devillmatic バップ(2019)

沖縄のガールズ・ダンス・クルーが活動を集大成した、結果的に最初で最後のアルバム。広義のEDMを下地にした高品質な極太サウンドをズラリと並べ、上田剛士によるデジタル・ハードコア、TeddyLoid製のブリーピーなハウス、トラップなど、全編キャッチーな佳曲で痛快にカマしてくれました! *出嶌

 

tipToe. timetrip 6jomaProject(2019)

あらかじめ3年という任期を定めた活動コンセプトもあって、この1月で惜しまれつつ現体制を終了したばかりのグループ。こちらは前年の『magic hour』から連なる第1期メンバーたちの3部作を完結する作品で、締め括りにMV公開された“特別じゃない私たちの物語”に至るまで佳曲揃いでした。 *出嶌

 

こぶしファクトリー 辛夷第二幕 zetima(2019)

ハロプロの明るい未来を照らした『辛夷其ノ壱』から3年ぶりとなったアルバム。高いパフォーマンス・スキル、特にその歌唱力が物を言うパンチの効いた楽曲群は、どこを取っても胸アツ。前年のシングル“これからだ!”で勇ましく幕を開ける本作だけに、解散宣言がなんとも悔やまれる。 *久保田

 

カントリー・ガールズ カントリー・ガールズ大全集① Zetima(2019)

12月で全員が卒業したカントリー・ガールズの、8名の名前がしっかり刻まれた5年間の集大成ともいえるコンプリートな全曲集。デビュー曲“愛おしくってごめんね”から近年の配信曲、そして最後に実現したつんくの書き下ろしに至るまで、このグループならではの品格には得難い者がありました。 *出嶌

 

Chelip LAST FIRST -CHELIP ALL TIME BEST- doles U(2019)

〈ふたりでひとつ〉を謳ってきた鳥取のコンビが、7年の活動を終了するにあたって用意したこちらのベスト盤には、ほぼすべてのリリース音源に加え、“君へのprologue”“Partyは終わらない”という書下ろしの新曲も収録。毎年いろいろな別れがありますが、二人は見事にキャリアを全うしました! *出嶌

 

WHY@DOLL @LBUM~Selection 2014-2019~ T-Palette(2019)

ハイセンスなコンポーザー陣によって編まれていったハートフルでダンサブルな楽曲たち。2月のEP『Hey!』で、2019年もまた彼女たちに出会える喜びを噛みしめていたところ、夏の初めに活動終了宣言の報。T-Palette移籍以降の楽曲とそのリミックスなどで構成された本作が卒業アルバムに。 *久保田