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レルエを形成する6枚を3人がピックアップ!

TWO DOOR CINEMA CLUB Tourist History Kitsune(2010)

「〈彼らがいなかったらレルエをやってない〉ってくらい重要なバンドで、サウンドの核です。クリーン・トーンのギターが会場全体にきれいに響き渡る感じとか凄いなって。洋楽でここまで魅了されたのは初めてで、〈こういうことを日本的でやって、世界に届けたい〉という意識が芽生えたという意味でも大事なバンドです」 (櫻井)。

 

JUDY AND MARY The Great Escape -COMPLETE BEST- エピック(2001)

「ギタリストとしてTAKUYAさんはヒーローで、中学の終わり頃に“motto”をコピーしたんですけど、全然リズムが取れなくてあだ名が〈走り屋〉に(笑)。ヴォーカリストとしてYUKIさんも尊敬してるし、あの個性的な集団を纏めるメロディーの力、ノスタルジックな情景が浮かぶ歌詞も〈ザ・ポップス〉だと思います」(櫻井)。

 

KLAXONS Myths Of The Near Future Polydor(2007)

「バンドのなかにキーボードがいるのってあんまり好きじゃなかったんですけど、初めてMVを観たときに、電子音なのにすごく生感を感じるのに驚いて、そこからエレクトロに興味を持ちました。でも、音を聴く前からジャケットのポスターが部屋に飾ってあったんです(笑)。好みとして、通じるものがあったんでしょうね」(saya)。

 

19 音楽 ビクター(1999)

「小学校のときにジャケットが可愛くてCDをレンタルしたんですけど、326さんの歌詞が凄く好きで。飾らないけど嫌味じゃないし、どこかに希望を残してるけど押しつけがましくない、そういう日本語がいいなって。めちゃくちゃ元気に〈いくぞ!〉 って感じじゃなくて、素朴だけど希望はある。そういう音楽が好きなんです」(saya)。

 

JAMIROQUAI Travelling Without Moving Work(1996)

「もともと父親が聴いてて何となく知ってて、当時は〈いい曲だな〉くらいだったんですけど、ベースをやるようになってから〈こんなことしてたんだ。ベースかっこいいな〉って気付いた一枚。高校生の頃にラジオで“Virtual Insanity”を聴いたのかな? そこでもう一回再発見して、以降は定期的に聴き続けてます」(エンドウ)。

 

L'Arc~en~Ciel True キューン(1996)

「邦楽で一番聴いてたバンドです。これもベースを始めてから改めてTETSUYAさんのベースを体感して、ホント凄いなって。でも、それ以前に楽曲の哀愁感が好きだったし、ロック、ポップス、ニューウェイヴ、バラードと多種多様なところも好きでした。“Lies and Truth”はラルクで一番好きな曲です」(エンドウ)。