ニューヤナセにTOWER DOORSから6つの質問　可憐な歌とレトロなサイケ・ポップで不思議な世界へ誘う2人組

1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ（バンドであれば結成のいきさつ）について教えてください。

「出身地はヴォーカルが埼玉で、ドラムは広島です。新しいバンドを組む為に、メンバー募集サイトで知り合った方の紹介で知り合いました」

2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?

「一番影響を受けた音楽は、星のカービィなどのゲーム音楽を作られている石川淳さん音楽だと思います。特に『星のカービィ3』の音楽に影響を受けています。

他にはブラックミュージックが好きになったきっかけのAlice Clarkの“Don’t You Care”や、ピアノを習っていたので、エリック・サティの“ジムノペディ”、歌唱は松浦亜弥さんに影響を受けていると思います」

3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?

“metamorphose”

「この曲は、ひとつ前の作品『明晰夢』が録り終わる頃に出来た曲で、家でぼーっとしているときに思いつきました。不安な気持ちでいっぱいで身動きが取れない、という様なイメージで作りました」

4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?

「〈茶封筒〉というバンドです。サイケな曲と、一度聴いたら忘れられない歌詞が大好きです。ライブも楽しく、30分が体感10分くらいに感じてしまいます。メンバーさんがデザインされているグッズもとても可愛く、集めています」

5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?

「Buttering Trioの“Sail With Me”と“Refugee Song”です」

6. ライブやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。

「とにかく作品を作ることが大好きなので、どんどん新しい作品を作っていきたいと思っております」

ニューヤナセのレトロなサイケ・ポップ・サウンドは、Mac DeMarcoはもちろん、米NYのCrumbやモントリオールのHOMESHAKEといった、現行の北米インディー・ロックが好きなリスナーにも響くはず。また今後、国内のゆらゆら帝国やTempalay、South Penguin、The mellowsなどに続くバンドになっていくポテンシャルも秘めていると感じます。

TOWER DOORSが今回紹介した“metamorphose”が収録されている最新EP『闇属性』のCDは、彼女たちのBASEの通販で購入できるほか、ココナッツディスク吉祥寺店などの店舗でも販売中。メンバーの遥が手がけたジャケットのデザインは必見です（ちなみに、彼女が描くポップでキュートなイラストをニューヤナセのオフィシャルサイトで見られるので、ぜひチェックを）。今回気になった方は、実際に手に取ってみることをおすすめします!

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