
石田衛がニューアルバム『Afterglow』を2023年10月26日(木)にリリースする。

ファウンダー&プロデューサーの平野暁臣による、日本のジャズの新たなプラットフォーム、Days of Delight。同レーベルから、独特の語り口と端正なプレイで唯一無二の存在感を放つピアニスト、石田衛の新作『Afterglow』がリリースされる。



12年ぶりのリーダーアルバムになる『Afterglow』は、若手の精鋭である小牧良平(ベース)と中村海斗(ドラムス)を迎えたピアノトリオによるもので、全曲オリジナルで臨んだ意欲作だ。知的なフレーズ、エレガントなタッチ、洗練されたボイシング、品位のある歌心……といった石田衛の個性が、オリジナル曲のなかに濃密に発露しているという。
YouTubeチャンネルでは、本作のトレーラー動画が公開された。
平野暁臣からのコメントは次のとおり。
一音たりとも無駄な音は出したくない。彼の演奏に感じるのはそんな気概です。指が勝手に動いているようなプレイ、反射神経や勢いだけで攻めるジャズではなく、いつも冷静でいたいし、俯瞰的でありたい。つねに覚醒した状態のなかでテンションを維持したい。それが石田衛の矜持なのでしょう。
多くのジャズファンの心を掴んで離さない腕利きピアニストによる、凛々しいプレイが収録されているという本作。リリースが楽しみだ。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2023年10月26日(木)
品番:DOD-039
価格:2,750円(税込)
TRACKLIST
1. Minor
2. チャッチャー
3. Donfattan
4. Crucian Carp Waltz
5. Mr. Airhead
6. Leo
7. Afterglow
8. SMNY-EKD
9. ピアタム
10. Blues for AH
(2022年12月8~9日 東京録音)
■演奏者
石田衛 Mamoru Ishida piano
小牧良平 Ryohei Komaki bass
中村海斗 Kaito Nakamura drums
PROFILE: 石田 衛
幼少の頃より父親の影響でジャズに親しみ、トランペットを手にする。中学生のときにオスカー・ピーターソンに感動し、ピアノに転向。高校のころからジャムセッションに出入りし、大学入学とともに本格的に演奏活動をはじめる。2001年横浜ジャズプロムナードコンペでグランプリを受賞。『Iemanro』(2007年)、『ISHIDA MAMORU 4 feat. Mike Rivett』(2011年)に続いて、2023年10月には小牧良平(ベース)と中村海斗(ドラムス)を迎えたピアノトリオアルバム『Afterglow』を〈Days of Delight〉からリリース。