SHAMANIPPONとは?

 折りに触れ、自身が生まれ育った奈良への愛や、日本古来の文化が持つ奥ゆかしさに接した感動を作品に落とし込んできた堂本剛。そんな彼が2011年に立ち上げた〈SHAMANIPPON〉は、〈昔の日本人の心を知ることで、未来を考える。戻ることが未来〉というコンセプトのもと始動しました。同名のレーベルからの第1弾シングル“縁を結いて”は、彼が地元の天河神社を訪れた際に曲想を得たもの。続くアルバムに未収のシングル曲“Nijiの詩”と共に、未来へと目を向けた力強い歌詞がSHAMANIPPONの掲げるテーマと重なります。

 それらを経ての2012年作『shamanippon -ラカチノトヒ-』では、インストの比重を増したファンク絵巻を展開。同年には故郷の奈良に〈shamanippon ship〉と名付けた特設会場を建設し、そこにて約2か月間で41公演を実施しました(このうち7月14日の公演が「shamanippon -ラカチノトヒ-」としてDVD化)。

 そのライヴで生まれた新曲を軸に制作されたのが、強固な結束を獲得したバンドの濃密なグルーヴが渦巻く2014年作『shamanippon -ロイノチノイ-』。ここに収録された楽曲のいくつかは、2013年の平安神宮3デイズ公演の模様を編纂した映像作品「平安神宮ライブ2013 HEIAN FUNK」でも確認できますよ! *bounce編集部