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フォーキーでジャジーでソウルフル、レトロな薫りを漂わせながら、グッと胸に沁み入る詩情迸るサウンドで私を完全にノックアウトした2012年の初作『Home Again』から4年、ついにマイケル・キワヌーカが新しいマテリアルと共に戻ってくる……! 個人的に胸熱すぎてソワソワしている今日この頃なのだが、5月27日に2枚目のニュー・アルバム『Love & Hate』をリリースされることが決定。現在、同作に収録される2曲のミュージック・ビデオが公開中だ。

最初に公開された“Black Man In The World”はアフロ・グルーヴを前面に押し出した一曲で、キワヌーカらしい荒涼としたフォーキーなムードの上に、アフロなギターや女性コーラス、ビートが乗ったアップ。一方の“Love & Hate”に入るチャントっぽいコーラスもアフロ感……と思ったが、それは先の曲に引っ張られすぎかもしれない。ただ、ケンドリック・ラマー『To Pimp A Butterfly』でも窺えた、自身の出自であるアフリカを見つめるような、メッセージ性の高いアルバムになっているのでは?という何となくの予感がある。さて、どうかしら?

※マイケル・キワヌーカ『Love & Hate』のiTunesページはこちら

2012年作『Home Again』収録曲“Bones”。来日時に撮影されたらしいMV、日本語がわかる人には個人情報バレバレだったりするシーンがあるのは大丈夫なのだろうか……