ART-SCHOOLとTHE NOVEMBERSによるコラボ・イヴェント〈KINOSHITA NIGHT×⾸〉が7月10日(日)に東京・恵比寿LIQUIDROOMで開催される。ART-SCHOOLは約1年の活動休止を経て完成した新作『Hello darkness, my dear friend』を引っ提げて、復活ワンマン・ツアーの最終日にあたる7月9日(土)から2日連続のLIQUIDROOM出演。片やTHE NOVEMBERSは、結成11周年イヤーとなる2016年に入ってから共演ライヴ・シリーズ〈首〉を毎月開催しており、MONOとROTH BART BARONを迎えた6月開催の〈首 Vol.11 - Deeper Than Abyss -〉に続いての登場となる。9月以降はニュー・アルバム『Hallelujah』のリリースや全国ツアーも決定しており、絶好調のバンドは話題に事欠かない。
さらに〈KINOSHITA NIGHT×首〉では、ART-SCHOOL/THE NOVEMBERSそれぞれがお互いの楽曲をカヴァーするというファン垂涎の企画が用意されているほか、両バンドがプッシュする新進気鋭の2バンド――メランコリックなギター・サウンドをポップに掻き鳴らすpollyと、ポスト・パンク由来の硬派なアンサンブルを奏でるBurghの出演も決まっている。そこで今回は、木下理樹(ART-SCHOOL)、小林祐介(THE NOVEMBERS)、越雲龍馬(polly)、オオウチソウ(Burgh)と4バンドのフロントマンを迎えて、共演の経緯や互いにシンパシーを抱く理由をそれぞれ語ってもらった。会話が熱を帯びていくにつれ、4組に共通する独立独歩のバンド観が浮き彫りに。出会うべくして出会った、己の美学を信じる不器用な男たちの語り口に耳を傾けてほしい。 *Mikiki編集部
既存の日本の音楽みたいなのはやりたくなかった(オオウチ)
――ART-SCHOOLとpollyは対バンしたことあるんですか。
越雲龍馬(polly)「いや、一緒にやったことはないですね」
木下理樹(ART-SCHOOL)「その前に飲み屋で紹介されて、音源をもらって興味を持ったんです。それで 〈UKFC on the Road※〉の時にライヴを見て、〈いいバンドだ。いつか対バンできたらいいな〉と思ってました」
※ART-SCHOOLとpollyが所属するUKプロジェクトが主催するライヴ・シリーズ
――アートのことは以前からご存知でした?
越雲「はい、知ってました。CDを聴いて、それまで耳にしていた音楽とはまったく別物だと思って衝撃を受けて。それで(他にもいろいろ)聴くようになりました」
――じゃあ飲み屋で紹介された時は、憧れの人に会えたような。
越雲「そうですね」
木下「全然そんな感じじゃなかったですけどね(笑)」
――pollyはどこが良かったんですか。
木下「なんか発してるものが異様なんですよね。一言でいうと〈ダメ人間だな〉という雰囲気が漂ってました」
――ああ、同じ匂いを感じたと(笑)。
木下「認めたくはないですが、まあ同じ種類の人間なんでしょうね(笑)」
越雲「最近仲良くさせてもらっているんですけど、(アートは)キャッチーでポップだけど暗いんですよね。そこが人と違うところで」
――巷には明るい音楽ばかりで物足りない?
越雲「明るい音楽も好きですよ。でもアートの音楽はすごく(自分に)フィットして、好きになったんです」
――THE NOVEMBERSがBurghと知り合ったきっかけは?
小林祐介(THE NOVEMBERS)「(Burghは)前身のHysteric Picnic時代から僕がファンで、格好良いなと思っていたんです。世代とか関係なく、ここ最近で一番触発された存在でしたね、海外の音楽も含めて。それで、〈Body〉というLillies and Remainsと一緒に開催したイヴェントにゲストで出てもらったんですけど、その時初めてライヴを観て、改めて確信を得たというか。素晴らしいステージだったので。そこからですかね」
――THE NOVEMBERSのことは知ってたんですか。
オオウチソウ(Burgh)「もちろん名前は知ってましたけど、意識的に日本のバンドはずっと聴かないようにしていたんです。影響されたくないというのがあって。既存の日本の音楽みたいなのはやりたくなかったから」
――じゃあ、実際に生で観てどうでした?
オオウチ「もう圧倒されたというか、説得力がすごいあった。そういうふうに(他のバンドの)ライヴで思ったことはほとんどなかったので。今回、そういう演奏をするTHE NOVEMBERSから誘ってもらえたのは、すごく光栄です」
地元ではダサいバンドとも対バンさせられて、ああはなりたくなかった(越雲)
――pollyはこういう多くのバンドが出るイヴェントなどに出る機会は多いんですか。
越雲「地元は宇都宮なんですけど、ライヴハウス育ちなので、よくわからないダサいバンドとも対バンさせられて……。〈させられて〉というのは違うかもしれないけど……」
小林「いや、でも宇都宮って対バンさせられるよ」
越雲「そうですよね(笑)」
――ああ、お2人は同郷の先輩後輩なんですね。
越雲「そういう確実に交わらないであろうバンドと一緒にやったりするイヴェントはザラにありましたね」
――そういうイヴェントで得られたものはあるんですか。
越雲「〈ああはなりたくないな〉って。そういう部分ではありますね(笑)」
小林「正しい」
――反面教師であると。〈ああなりたくないバンド〉って、具体的にどういうのですか。
小林「コピーバンドでしょ、高校生の」
――コピーバンド?
小林「宇都宮の何が悲劇かって、オリジナルのバンドより、高校生のコピー・バンドのほうが客が呼べるという現象がザラに起こっていて。もう絶望ですよね(苦笑)」
――海外のではなく、日本のバンドのコピーですよね?
小林「そうですね。僕らの頃は、アジカンとハイスタのコピーばっかりでしたね」
越雲「僕らの時もアジカンばっかりでした」
小林「もちろん、アジカン自体は素晴らしいんですよ。リスペクトしてるんだけど、そのコピーバンドが多すぎる(笑)」
越雲「しかも巧いんですよね。完璧にコピーしているから」
小林「そうそう! そこが現代っ子だなと思うし、鼻に付くよね(笑)」
越雲「あと、楽屋の序列にこだわるオッサンバンドとか。マジでファックだと思ってましたから(笑)」
小林「(pollyは)地元では孤独だったと思いますよ。僕らも半端なかったですけど」
越雲「僕らは嫌われてますね(笑)。地元にいる時から〈スカしてる〉と思われていたんじゃないかな」
――そんななかで活動するのはしんどくなかったですか。
越雲「あ、そんなことはなかったですね。自分らだけでやっていこうと思ってましたし。そういう(なりたくない)人たちがいてくれて、ウチのバンドが目立ってたし。むしろありがたかったですけどね」
――いまは東京が拠点なんですよね。宇都宮とは全然違いますか?
越雲「どうだろう。空気感は違うのかな。でも僕らが思うことはあまり変わっていないのかもしれない」
――ああ、周りはファックばかりだというのが?
小林「ダサいバンドと対バンさせやがって、みたいな」
越雲「そうですねぇ。俺はなぜここにいるんだろうって」
――こいつらと一緒にするなよ、と。
越雲「まあ、口悪く言えば」
――いやいや、もう十分悪いですよ(笑)。
越雲「あ、今日(の組み合わせ)は大丈夫です(笑)!」
狭いコミュニティーで椅子取りゲームをやって、その先に何があるのかと(木下)
――Burghはずっと東京なんですよね。やはり影響を受けたのは海外の音楽ですか?
オオウチ「はい、海外のバンドばかりですね」
――ポスト・パンク、クラウトロックとか……。
オオウチ「そういうのは好きでずっと聴いています。自分の身近には共感できたり目標とするようなバンドがいなかったので、必然的に遠いところで起こっていることを目標にするようになりました」
――まあ最初から周りに同化しちゃっているようなバンドは、大したバンドじゃないですよね、たぶん。
オオウチ「そうですね」
――アートはどうだったんですか。
木下「同じようなものですよ」
――あいつらと俺は違う、と。
木下「はい」
小林「アートがデビューした当初は、メロコアや青春パンクが真っ盛りの時期じゃないですか。そんななかでやりづらくなかったですか」
木下「そうね。そんななかでもストレイテナーやアジカンとか、才能のあるヤツは生き残っている。アジカンと初めて渋谷屋根裏で対バンした時なんて(客が)60人ぐらいしかいなかったよ。楽屋で能書き垂れてくるヤツや、打ち上げでも何か言ってくるヤツがいて、その頃は僕も世の中ファックだと思っていた。でも、そう思うのは僕にとって正解だった。だってしょうもない、狭いコミュニティーの中で椅子取りゲームをやっているわけですよ。そんなことをやっていても、その先に何があるのかと。そうじゃないところを見ていたバンドが生き残ったんだと思います」
こいつの出番では楽屋にいようとか、自分たちの企画ではやりたくない(小林)
――THE NOVEMBERSも独立独歩の活動を続けてきて、最近はいろんなバンドと対バンするシリーズをずっと続けていますよね。これはどういうところから発想したんですか。
小林「単純に、結成11周年だから特別なことをやりたいというのがきっかけではあるんですけど、招くゲストの判断基準ははっきりしていて、〈自分がずっと(ライヴを)観ていたいと思えるバンド〉ですね。例えば3組招いたとして、こいつの出番では楽屋にいようとか、そういうことを自分たちの企画ではやりたくない。それより、絶対にリスペクトできるようなバンドに出てもらおうと。それから、そのラインナップを後から振り返った時に、自分たちが音楽的にもキャラクター的にもコミットできる幅の広さみたいなものが形作られるようなラインナップがいいなと思って。そういうことは意識しました」
――今回はアートの〈KINOSHITA NIGHT〉とTHE NOVEMBERSの〈首〉の共催イヴェントという形になっていますが、どちらから声を掛けたんですか。
小林「先に話しかけてくれたのは理樹さんでした。僕らも7月に〈首〉を開催しようと思っていた一方で、理樹さんも同じ時期に〈KINOSHITA NIGHT〉をやろうとしていたみたいで。それで理樹さんから(出演の)声が掛かった時に、ものすごく出たいんだけど自分たちの企画を優先したい気持ちもあったわけです。でも、せっかくアートが復活して、ツアーも回っているこのタイミングで誘ってもらったのに出られないというのは、アートの一ファンとしてもすごく後悔が残るだろうと。そこからいろいろ考えた結果、〈コラボという形はどうでしょう?〉と提案したら、快諾していただけたという流れです」
――単なる対バンではなく、自分たちがいいと思うバンドをそれぞれ招くというアイデアはどこから?
小林「もともと〈KINOSHITA NIGHT〉でpollyをゲストで招くことが決まっていたので、せっかく〈首〉として関わり合うのであれば、僕らも呼びたいバンドがいるぞと。それで、真っ先にBurghを思い付いたんです」
――では、今回THE NOVEMBERSに声を掛けた理由は?
木下「お互い独立してやってきて、初めてわかることがいろいろある。何よりもTHE NOVEMBERSの音楽がどんどん良くなっているというイメージがあって。だから一緒にやりたかった」
――刺激されるような相手として。
木下「そうです」
――逆に言うと、どんどん良くなっているようなバンドは少ないということですか。
木下「少ないですね」
――THE NOVEMBERSはどこが違うんですか?
木下「えっと……。前作の『Elegance』を聴いて、すごくいいと思ったんですよ。それで……(言葉に詰まる)」
小林「たぶん理樹さんは完全に忘れてると思うんですけど、僕に言ってくれた一言があるんです。THE NOVEMBERSは美学や美的審美眼みたいなものがずっとブレていないから、逆に〈今作では○○にチャレンジした〉とか〈今作はここが良くなった〉というのが、作品を追うごとにはっきりわかると。根本のところがブレていないから、ここが変わったとか進化したとか、すぐにわかる。美的センスや価値基準がブレてしまうバンドって、ただ変化しただけで、それがいいのか悪いのかなんて、好みの範疇でしかないじゃないですか。そこが違うんだと」
――ちゃんとしたこと言ってるじゃないですか! なんでこういう肝心なところで出てこないのか(笑)。
木下「ハハハ……(苦笑)。でもね、本当にそう思うな! 僕らもそうだから」
――自分の表現で一貫しているものってなんですか。
木下「自分が自分であること。立川談志さんの話になりますけど……」
――はい。
木下「〈性格ってのは変われねぇから性格って言うんだ〉と、談志が言ってましたよ」
――木下理樹も昔から変わらないと。
木下「いや、変わってます(笑)」
――だいぶ丸くなった?
木下「余計なところで敵を作らなくなりましたね。僕はいままで敵ばっかり作ってきたから」
小林「そうらしいですね(笑)。僕が出会った頃は(すでに)1周回って優しくなった理樹さんだったから、話しか知らないですけど。敵を作っていた頃の理樹さんの話はめっちゃよく聞きますね」
――小林さんは若い頃どうだったんですか。
小林「僕ですか? 〈あの時、俺は尖っていた〉とか言うと格好良くなりそうだけど、僕の場合はカッコ悪い意味でひねくれていましたね」
木下「そうだよね。そこを認められるかどうかも問題で。そこを認められたら先に進めるんだよ」
小林「自分の何かをクリアして、次に行こうと思ったタイミングは何回かありますね」
木下「若い時は、尖っていてナンボだと思うけどね」
小林「尖り方にもよるんじゃないですか(笑)。僕は振り返ってみると、あれは格好良くなかったな、というのはたくさんあるので」
――でもさっき越雲さんが言ったように、〈俺はあんなヤツらとは違うんだ〉という気持ちを持つことは大事ですよね。
木下「そう、いい意味での尖り方はすごく大事だと思う」
――越雲さんは周りのバンドを見ていて、〈こいつら仲良くしすぎ〉と思うこともあるんですか?
越雲「相手の音楽をリスペクトすることで仲良くなるのは全然いいと思うんですけど、ただ仲良くなることを優先しすぎる人が多すぎる」
――徒党を組むというか、つるむというか、馴れ合いというか。
越雲「うん。なんか腹黒さがすごく見えてきて」
――普段、よく対バンするバンドはいるんですか。
越雲「それが、これといっていないんですよ。だから自主企画の時にどのバンドを呼ぶか考えるだけで多くの時間を使ってしまう。それは良くないことかもしれないけど」
――まあ現在23歳だったら、人脈が広がるのもまだこれからじゃないですか。
越雲「だといいですけどねぇ……」
木下「俺なんて、23歳の頃には楽屋を破壊してたよ(笑)。そういう尖り方は良くないよね、誰も得しないし。なんで俺は楽屋を破壊したかったのかな、意味がわからない……」
小林「かつて理樹さんが、全国各地のライヴハウスのドラム・セットを破壊していたって話は聞いたことがあります(笑)」
――なぜ破壊したんですか。
木下「なんか……カッコイイと思っていたんじゃないですか」
――酔っ払って、とかではなく?
木下「もう真剣に」
――そりゃ敵も作りますよね。
木下「最悪ですよね(笑)。その頃は嫌われても構わないと思っていた」
小林「それが自分の成し遂げたい表現だったら、善悪の話ではないですからね」
木下「でも、もしタイムマシーンがあって(過去に)戻れるなら、その頃の自分を殴りたい(笑)」
――そういう無茶をやっても生き残れるかどうかは、運もあるけど才能だったり……。
小林「こいつだったらしょうがない、と思わせるのも才能というか人徳じゃないですか」
なぜ俺たちがこのバンドを集めたのか、その意味を感じてほしい(木下)
――Burghはどんなバンドとよく対バンするんですか。
オオウチ「去年からKlan Aileenと一緒にやる機会が多いんですけど、それ以前は、〈よく対バンするバンドは?〉とか〈仲のいいバンドは?〉と訊かれて、答えられるバンドが一つもなくて。それがいいことなのか悪いことなのかわからないですけど」
――対バンのブッキングには不便かもしれませんが……どうですか、彼(越雲)とお友達になれそうですか?
一同「ハハハハハ(爆笑)!」
小林「いや、ここはあえて火花を散らしてほしいですね! 本番が終わるまで一言も喋らないとか(笑)。若い才能が火花を散らすのって、なんかいいじゃないですか」
――先輩がすごく無責任なこと言ってますけど(笑)。お互いの音楽は聴きました?
オオウチ「まだ聴いてないです……」
越雲「僕もまだ……」
――そうですか、じゃあこれから火花を散らしてください(笑)。今回はTHE NOVEMBERSとアートで、お互いのレパートリーを交換してカヴァーし合うんですよね。やる曲はすでに決まっているんですか。
木下「僕は決まってます、まだ言えないけど」
小林「僕は候補曲をようやく20曲ぐらいに絞れたところです」
――20曲! 本当に好きなんですね。
小林「カヴァーをすることって、自分がその曲を解釈して、人前で演奏することに意味と価値がないといけないじゃないですか。原曲とは違う意味と価値が。ということは、ただのコピーになってはいけない。そういう考え方が、まず僕の首を絞めるんですよね。アートのファンとしては、(普通に)コピーをしたい。楽しいから(笑)」
――ああ、なるほど。
小林「でも、THE NOVEMBERSの新曲としてアートのカヴァーをやるんだ、というモードになってから曲を絞りはじめて。すごく良くなると思いますよ。たぶん全然違うアレンジになる」
――以前dipのカヴァー・アルバム(2012年作『dip tribute ~9faces~』)に参加した時も、(原曲を)かなりアレンジしてましたよね。
小林「そうですね。あの時もdipをきっかけにして、自分の新曲を作るつもりでやりましたから。トリビュートは全部そうなんですけど」
木下「(いきなり)俺、Burghさん大好きですよ。カッコイイなあと思う。でも……きっと交わらないんだろうなぁ(笑)」
越雲「あの、僕は社交性がすごくあると思ってるんですよ」
――自分が?
越雲「はい!」
木下「どこにあるんだよ……」
一同「ハハハハハ(爆笑)!」
越雲「〈お前には普通の生活はできない〉と言われ続けてきたんですけど、最近はそんなことなくて、意外に普通に生活できるんだなと思って」
――じゃあ、みんなとも上手くやれるかもしれませんね。
木下「(いきなり)祐介! 俺、仕切らないから!」
小林「当日ですか?」
木下「そう、任せる!」
小林「マジですか……(苦笑)」
――そういうところが(dipの)ヤマジカズヒデに似てますよね、自分で仕切らないところ。
小林「似てますよね、お二方」
木下「似てる? だってヤマジさんもう50歳だよ? 俺、まだ37歳……」
小林「そういう話はしてないです(笑)」
――先輩から座長を任されてしまいましたが、当日はどんな感じになりそうですか。
小林「僕らとアートは当日だけの楽しみとして、お互いの曲をカヴァーするという企画はありますけど、基本的にはそれぞれのバンドが、自分たちが一番カッコイイと思って、自分らしいことをいつも通りにやる。そういうだけの(シンプルな)イヴェントが一番美しいかなと思って」
――誰が前座とかではなく、4バンドが対等の立場で。
木下「あたりまえじゃないですか。同じ板の上に立つってことは対等なんですよ! なぜ俺たちがこの時期にイヴェントを組んで、このバンドたちを呼んだのか。その意味を感じてもらえたら有難いですね」
オオウチ「全員タイプが違うバンドなので、どれか一組を観に来た方でも、そのバンドだけに執着せずに、フラットな気持ちで観たらきっと得るものがあると思います」
――目当てのバンド以外になったら外に出ちゃうとか、そういうのはやめた方がいいよ、と。
オオウチ「はい。特に今回はお2人が考えて作ったイヴェントなので、それがお客さんにも伝わるような演奏をしたいと思います。せっかくだから一番最初から最後まで見てほしいですね」
ART-SCHOOL & THE NOVEMBERS presents〈KINOSHITA NIGHT×⾸〉
日時/会場:7月10日(日) 東京・恵比寿LIQUIDROOM
開場/開演:16:00/17:00
共演:ART-SCHOOL /polly/Burgh
料金(1D別):前売り/3,800円、当日/4,300円
※学生の方は、学生証を当日持参すると1,000円キャッシュバック
★公演詳細はこちら
http://www.liquidroom.net/schedule/20160710/29348/
~ART-SCHOOLからのお知らせ~
ART-SCHOOL TOUR 2016/Hello darkness, my dear friend
7月1日(金)大阪・梅田Shangri-La
7月3日(日)愛知・名古屋ell.FITS ALL
7月9日(土)東京・恵比寿LIQUIDROOM
★公演詳細はこちら
http://www.art-school.net/liv.php
ROCK IN JAPAN FES.2016
8月7日(日)茨城県・国営ひたちなか海浜公園
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO
8月12日(金)北海道・石狩湾新港樽川ふ頭野外特設ステージ
UKFC on the Road 2016
8月16日(火)東京・新木場STUDIO COAST
~THE NOVEMBERSからのお知らせ~
acid android in an alcove vol.8×THE NOVEMBERS PRESENTS 首
日時/会場:8月11日(木・祝) 神奈川・川崎CLUB CITTA
開場/開演:17:00/18:00
共演:acid android/石野卓球
special session(Depeche Mode Cover): ヴォーカル/KENT(Lillies and Remains)、ギター/土屋昌巳、ベース/高松浩史(THE NOVEMBERS)、キーボード/TOM(PLASTICZOOMS)、ドラムス/yukihiro(acid android)
料金(1D別):前売り/5,000円、当日/5,500円
※学生の方は前売り4,000円
11th Anniversary & 6th Album Release Tour - Hallelujah –
9月30日(金) 大阪・心斎橋JANUS
10月2日(日) 愛知・池下CLUB UPSET
10月4日(火)石川・金沢van van V4
10月6日(木) 新潟・GOLDEN PIGS BLACK STAGE
10月13日(木)宮城・仙台enn 2nd
10月23日(日) 栃木・宇都宮HEAVENS ROCK VJ-2
11th Anniversary & 6th Album Release Live 「Hallelujah」
11月11日(金) 東京・新木場STUDIO COAST
★ライヴ詳細はこちら
http://the-novembers.com/live/
~pollyからのお知らせ~
UKFC on the Road 2016
8月16日(火)東京・新木場STUDIO COAST
RADIO BERRY ベリテンライブ2016
8月22日(月) 東京・渋谷La.mama
8月28日(日) 栃木・宇都宮HEAVENS ROCK VJ-2
★ライヴ詳細はこちら
http://www.polly-jp.net/#!live/ce94