そのミステリアスな存在感で人気を集めるゴンジャスフィの新作。前作に続くセルフ・プロデュースで、キュアーポール・トンプソンもゲスト参加。さらにサイケな世界観を深めており、呻き声とも嘆きとも取れる加工されたヴォーカルは、怒りや苦しみを内包し、ノイズやビートが絡み付いて聴き手をズルズル引きずり込む無限地獄。ダークで刺激的、それでいてクールネスが貫かれている点に惚れます痺れます。