ブライアン・イーノ主催のイヴェントでカール・ハイドが即興ライヴを行うなど、かねてから交流のあった両者がコラボ盤を完成だ。反復ビートにハイドの憂いを帯びたヴォーカルが乗り(たまにイーノも歌ってます)、トーキング・ヘッズ『Remain In Light』、または初期ロキシー・ミュージックテン年代らしい電子音で包んだような仕上がりに。前衛的な音を鳴らすイーノも良いけど、こういうポップ方面も捨て難い。