口コミでとにかく泣ける映画ということで、疑いつつも鑑賞。結果…マジで泣きました! そりゃ泣くわ。もちろん泣かそうと思って作ってるんだけど、泣かすための仕掛けをしっかり作ってる。随所に伏線を引いて、その伏線を中盤から後半どんどん回収しまくる。これはこういうことだったのかぁの連続。そして、最後にこの意味深なタイトルの意味を知った時…。主演女優賞とらないわけがないという宮沢りえの圧巻の演技と周りを囲むキャラクター達も非常に立っている点も素晴らしい。エンドロールに流れるきのこ帝国の《愛のゆくえ》が心に沁みる。絶対にハンカチを用意して鑑賞すべき。