今月のZOKKONディスク1・2・3・4・5・6・7・8・9!

Juice=Juice SEXY SEXY/泣いていいよ/Vivid Midnight hachama(2018)

現7人組になって初のCDとなる、およそ1年ぶりのシングルです。つんく流儀の熱帯モードなレゲエ・フュージョンが今回も絶好調な“SEXY SEXY”がまず最高。K-Pop的というか岡村ちゃん的なファンクネスの感じられる“Vivid Midnight”もすこぶるキャッチーで良し。

 

クマリデパート クマリデパート2 ekoms(2018)

ちょうど1年ぶりとなった2枚目のリリースはEPサイズの5曲入りにして、卒業を控えた羽井リサコを含む現編成での最後の作品に。サナダタクミ(コレガゼンリョクズ)とハシダカズマ(箱庭の室内楽)も交えて曲調は多様ですが、サクライケンタのセンス爆発な“ピアノ”の不安定な安定感は流石!

 

S-QTY:R Flower Flower Flower On-do(2018)

およそ2年ぶりのセカンド・シングル。橘リツカ作の表題曲はイマイケンタロウ(エイプリルズ)の童話的なアレンジも上品に作用した、素晴らしい春めきポップ・ナンバーになっています。カップリング“チャンスの神様”は懐かしい先代S-QTY曲の再録で、バンドでのリアレンジもいい感じです!

 

アンジュルム 泣けないぜ・・・共感詐欺/Uraha=Lover/君だけじゃないさ...friends hachama(2018)

リーダーの和田彩花が来年春の卒業を発表するなか、CDシングルとしては1年ぶりかつ現体制で初となるトリプルA面皿が到着。曲名からして何か凄い山崎あおい作のパワフルなナンバーを筆頭に、いろいろ経た現在のグループの持ち味が集約されています。

 

uijin everything is practice 叫びrecords(2018)

昨年のタワレコ店舗限定シングル2枚で弾みをつけた4人組のニュー・タイトルは、和風パリピ・チューン“ppp”と刹那疾走系の名曲“セツナメモリアル”をそれらシングルから含みつつ、個性的な新曲を5つ加えたミニ・アルバム。 なかでもデカいスケール感で迫る“sevenswell”がカッコイイです!

 

SPARK SPEAKER Meaning of Life WE LOVE(2018)

エモをテーマに感情のこもった楽曲を届ける4人組が、初流通作『KYO-MEI』から5か月で早くもミニ・アルバムをリリースです。メンバー全員の作詞を搭載した幕開けの“HOMIES”や歌唱力が光る“Sakura Prologue”など、今回も芯のある重たいメロディック・チューンがギッシリ揃っています!

 

CYNHN はりぼて I BLUE(2018)

ディアステージ所属の新ユニットとして昨年いきなりメジャー・デビューした、〈スウィーニー〉と読む6人組のセカンド・シングル。表題曲がメチャクチャ良い仕上がりで、ちょいラウドでキレのある意匠と切なげな言葉のマッチングが抜群です。青さ=未完の魅力というテーマに沿った好盤!

 

あっとせぶんてぃーん 毎日がジェットコースター/LOVE SONGは歌わない made in M@id(2018)

〈@ほぉ~むカフェ〉に所属するメイドさん19名(リリース時)によるユニットの、これが通算4枚目のシングル。今回も引き続きカジヒデキが詞曲とプロデュースを手掛けていて、カジくん節の粋なアレンジと親しみやすい歌い口が入り交じった歌謡性がクセになりそう。好事家の人にもオススメ。

 

DEAR KISS ため息の世界はいらない FIFTY-FIFTY(2018)

ガッチリ4人組に安定した状態で臨むおよそ1年半ぶりのリリースは、彼女たちの伝家の宝刀ともいえる強力なダンス・チューンを用意したニュー・シングル。威勢良く強気の集中力を見せる表題曲に加え、3種あるカップリングもタイプは違えどパワフルなアップ揃いでカッコ良いです。