アシッド・パウリとの“The End”でハウス好きにはお馴染みの、ベルリンに住むステッフェン・リンクが放ったデビュー作だ。ジョン・ホプキンスを彷彿とさせるメランコリックなピアノトロニカや、キング・クルール顔負けの電気ゴスペルなど、家聴き仕様の内省的な楽曲を並べ、アルバム・アーティストとしての実力をアピール。全体にモービー『18』のような多彩さとシネマティックな雰囲気があり、これはかなり良い!