撮影協力:25th Anniversary マジック:ザ・ギャザリング展
 

ディスクユニオン主催の〈DIVE INTO MUSIC.オーディション2017〉の最終合格を勝ち取った4ピース・バンド、So Sorry,Hobo(ソーソーリーホーボー)がファースト・アルバム『大なつかしい展』でデビューする。

ロック、フォーク、パンクから童謡、ミニマル、民族音楽まで、雑多なジャンルを闇鍋のごとくごった煮にして生まれたのは、見たことも聴いたことも味わったこともない、なのに誰もがなつかしいと思える〈知らないノスタルジア〉の世界だった。

そんな未知の音楽が生まれた背景を聞くべく、動物とカードゲームをこよなく愛するバンドの中心人物、梶原笙(ヴォーカル、ギター)にインタヴューを敢行。だが、そちらをお読みいただく前に、まずは梶原と旧知の間柄である4人のアーティストから頂戴した梶原への祝辞、あるいは本作の推薦文からお読みいただこう。

So Sorry,Hobo 大なつかしい展 FUJI / happy sad(2018)

 

下川リヲ(挫・人間)

野球部にあなたが入部してきたとき、真っ直ぐな目でこちらを見ていたのを思い出します。初めて出来る後輩のそのガラス玉のような瞳の透明さに驚きました。
間違ったことを許さないあなたの心はきっと誰よりも自分の心を傷つけてきましたね。

あなたは、もう苦しまなくていい。

あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。
だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。
自分を信じてみるだけでいい。
きっと、生きる道が見えてくる。
笙。バンドは、好きか?
ロックンロール。

 

~挫・人間からのおしらせ~
ニューアルバム『OSジャンクション』11月7日(水)リリース
〈挫・人間 TOUR 2018/19 ~厨二病?いや、チューしよう~〉11月14日(水)から全17公演を実施
詳しくは挫・人間オフィシャルサイト

 

 

カネコアヤノ

梶原くんは私の友人のなかで一番性格が悪い。友人のなかで一番愛を信じてるような気もするし、一番優しいとも思う。
周りは変わっていくかもしれないけど、私達はこのままでいてもいいかもしれない。
なつかしいはすばらしい。

 

~カネコアヤノからのおしらせ~
LP『祝祭』、カセット『祝祭 ひとりでに』9月24日(月・祝)リリース
『祝祭』『祝祭 ひとりでに』はCDでも発売中
ツアー〈カネコアヤノ 弾き語り単独演奏会 2018 秋〉9月24日(月・祝)より全国4ヶ所で開催
詳しくはカネコアヤノ オフィシャルサイト

 

 

キイチビール(キイチビール&ザ・ホーリーティッツ)

一見汚いようで、内面からじわじわと美しさが滲み出る、そんなアルバム。ちょっとブスの方がエロく見える感じと似ている。梶原の声はクセになる

 

~キイチビール&ザ・ホーリーティッツからのおしらせ~
ファースト・フルアルバム『トランシーバ・デート』発売中
「キイチビール&ザ・ホーリーティッツ秋の東名阪ツアー“透明電車が走る”」
9月24日(月・祝)愛知県・池下CLUB UPSET
9月28日(金)東京都・渋谷WWW
9月30日(日)大阪府・梅田Shangri-La
詳細はキイチビール&ザ・ホーリーティッツ オフィシャルサイト

 

 

くらっぺ(漫画家)

王道日本語ロックの中にちりばめられたドキッとする裏切り、懐かしいのにどこか新しい。
何もない休日の川辺で寝転がるようなけだるい平穏や、そのまま夕暮れて、突然首をもたげる不安、狼狽、そんなものが綯い交ぜになっている。
梶原さんと「創作は茨の道ですが、お互い頑張りましょう」とお話したのも随分前な気がします。
相変わらずブレずに茨の道を踏みしめてらっしゃる。本当に真摯な音楽をやられている。
So Sorry,Hobo、ファーストアルバムおめでとうございます!

 

~くらっぺ先生からのおしらせ~
FEEL YOUNGにて謎の生き物とOLが暮らす日常漫画「はぐちさん」連載中。10月6日(土)に単行本4巻発売予定。詳細はくらっぺTwitterアカウント