2016年3月当時、カニエ・ウェスト『The Life Of Pablo』が日本では聴けなかったことから、自分なりの『印象III : なんとなく、パブロ』を妄想で作り上げ、そのクォリティーの高さと発想の斬新さが世界中の音楽メディアに絶賛されるという、いかにも現代的でセンセーショナルなデビューを果たした京都のトラックメイカー。同年の公式デビューEP『ZEKKEI』でもその多才ぶりを披露し、強烈すぎるインパクトを残していましたが、それから2年を経て、ついに全10曲を携えたファースト・アルバムが完成。京都の数え歌〈まるたけえびす〉を大胆にサンプリングした先行カット“MABOROSHI”をはじめ、この時代にしか生まれ得ないフレッシュなビート・ミュージックを展開しています。