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ELECTRIC FOLKLORE――この夏さらに話題になるはず!? ZZK以降の新世代フォルクローレ勢をいまこそ楽しもう

ELECTRIC FOLKLORE
この夏さらに話題になるはず!? ZZK以降の新世代フォルクローレ勢をいまこそ楽しもう

VARIOUS ARTISTS El Camino De Leda Fertil Discos/calentito(2019)

EL BUHO Camino De Flores Shika Shika/calentito(2019)

 ここ最近の〈エレクトリック・フォルクローレ〉の盛り上がりには目覚ましいものがあり、ZZKからの2作目『Siku』も記憶に新しいニコラ・クルースが今夏の〈フジロック〉出演を決めるなど、その波はますます勢いを増している。その話題の広がりは主要作が日本盤として丁寧に紹介されてきたこととも無縁ではないはずだ。一昨年のヴードゥーホップや、昨年のキング・コヤ、バリオ・リンドらの傑作が繋いできた熱い流れは、アルゼンチンの民俗音楽研究家であるレオ・バジャダーレスのトリビュート盤『El Camino De Leda』や、エル・ブオの最新作『Camino De Flores』が日本独自にCD化されるなど、今年に入ってもキッチリ続いている。

 エル・レモロン&サン・イグナシオの主宰レーベル発となる前者はチャンチャビア・シルクイートら先駆者から新鋭のバルダまでがひしめく多彩な内容。シカ・シカから登場した後者はオーガニックでバレアリックな出来映えだ。10年前に〈電化クンビア〉が話題になった頃とは比較できないほど、音の幅もエリアも広がったモダン・フォルクローレの多様なカッコ良さに、この機会に触れてみよう。

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