グラミー賞ノミネート経験もあるデンマークのプロデューサー、トレントモラーの通算5作目。キャリア初期のテクノ一筋な路線から一転、近年はインディー・ロック周辺とのコラボで新機軸を開拓し、本作でもアトモスフェリックなシューゲイズ・サウンドを展開している。ウォーペイントのジェニー・リーを迎えた“Try A Little”ではインダストリアルなヴォーカル曲にもトライするなど、ジャンルレスな一枚。