エレクトロニカ・デュオのソニームーンの片割れで、ケンドリック・ラマー諸作への起用でもその名を知られた女性アーティストの初ソロ。幽玄な歌が映えるフォーキー・エレクトロニカ“Abracadabra”や、器楽的ヴォーカリーズを聴かせる“Mirror”など、繊細な美声と、それを存分に活かすエクスペリメンタルな楽曲群がマッチした秀作だ。リトル・シムズ、デンゼル・カリー、ジョン・バップらが客演。