ソングライターのマシュー・アジャラプを中心に2016年に結成され、ドラマティックスやリロイ・ハトソン、ラファエル・サディークらの影響を受けてきたというシカゴのバンドが、7インチ“Come Back”を経てついにアルバムを完成。ソフト・ロック的な風情も兼ね備えた作風はAORとして捉えることも可能だが、どちらかと言えば雰囲気は初期のメイヤー・ホーソーンのような感じ? ポール・ヴォン・マーティンズの弦アレンジも麗しい。