私たちの日常の風景をすっかり変えてしまった、コロナ禍。それはまた、私たちの音楽の聴き方にも少なからず影響を及ぼしたと思います。以前好きだった音楽を受け付けなくなったり、あるいはそれまでスルーしていたような音楽に突如として心を奪われたり……。

そこでMikikiでは、ミュージシャンやレーベル関係者、レコード・ショップ関係者、ライブハウス関係者など音楽に関わって仕事をする人々に〈コロナ禍以降、愛聴している1曲〉を訊ねる新連載をスタート。その回答は一人ひとりのいまの心情を映し出すと同時に、災いに見舞われた人々に対して音楽がどのような意味を持つのか、そのヒントにもなるのではないでしょうか。 *Mikiki編集部

【アーティストと音楽関係者が選ぶ〈コロナ時代の1曲〉】記事一覧はこちら


 

株式会社 USEN-NEXT HOLDINGS(USEN-NEXT GROUP)
コーポレート統括部 グループ企画推進部 グループPR課(広報)課長

滝口未来

大学を卒業後、2009年4月、株式会社 USENに新卒で入社。インターネットや音楽・映像配信サービスなどの商材におけるtoC向けの営業を経験し、2010年12月、会社分割により株式会社 U-NEXTへ転籍。2011年6月に広報セクションの立ち上げを行い、その後IR部門も兼任。2014年12月に東証マザーズ上場、翌年には東証一部へ市場変更し、上場を経験。2017年12月、USENとU-NEXTの経営統合により、USEN-NEXT GROUPが発足。現在はグループ全体(HD+事業会社23社)の社外広報を統括。

 

コロナ禍以降、特に愛聴している1曲は何ですか?

清塚信也 “Baby, God Bless You”(2015年作『TBS系 金曜ドラマ「コウノドリ」 オリジナル・サウンドトラック』収録)

〈ショパン国際ピアノコンクール in ASIA〉(2000年)で第1位を獲得するほか、様々なコンクールで優秀な成績をおさめ、クラシック・ピアノ界で一躍有名になった清塚さんですが、クラシック分野でのピアニストとしてだけにとどまらず、時にはジャズ、ポップスetc……様々なアレンジをきかせた作曲・編曲家としての活躍も展開されている彼の繊細で心地よい音色を聴いていると、とても穏やかで素敵な気持ちになります。

この曲は2015年に放送された医療ドラマのメインテーマとしても使用されており、コロナ禍で自宅で過ごす機会が多くなった際には改めてよく耳にするようになりました。彼が作り出す美しくて切ないメロディーと深みのある和音の音色に心を打たれ、この曲をきっかけに彼のアレンジする楽曲が大好きになりました。

最近ではバラエティ番組やSNS(Instagram、Youtube、Clubhouse)などで拝見する機会も多く、トーク力も抜群で、周囲に元気を与えてくれる彼のキャラクターも含めてますます魅力を感じております。