00年代にオーディション番組「Idol」からデビューして国民的スターとなったポーランドのモニカ・ブロトゥカ。インディー志向のサウンドに転じて海外も視野に入れた『Clashes』(2016年)が本国チャートで首位に輝いたのに続き、これがPIAS経由での2作目だ。今回はオリヴァー・ベイストン(フォクシーズ、ソーリー他)をプロデューサーに迎え、エキセントリックな表情も含めて独自の鋭利でキャッチーなオルタナ・ポップを見せつけてくる。