すべてアコースティックによる新曲+ライヴ音源を7曲ずつ収めた新作。癌を患ったチャド・ギルバート(ギター)の闘病生活中に作られた内容だけに、歌詞や音色は前向きな空気に彩られ、隣にそっと寄り添うような温かみも伝わってくる。対して、人気曲を収めたライヴのほうは観客が歌い上げる場面も捉え、珠玉のメロディーが炙り出されたハートフルな作風で感動もひとしおだ。