ブラウンズウッドからワープに移籍して……というステップ自体がサウンドの変化をそのまま物語るようなサード・アルバム。気鋭のジャズ・ドラマーが実験精神を剥き出しにしてやりたいように創作を追求した結果、異形のビート・ミュージックとしてのヒップホップが出来上がった感じだ。ダニー・ブラウンやウィキ、ローラ・マヴーラなど幅広いゲストもそれぞれ機能した傑作。