メルボルンのソウル/ジャズ・ユニットによる3年半ぶりの新作。アリーシャ・ジョイのハスキーな女声リードやネオ・ソウル風情など同郷のハイエイタス・カイヨーテを思わせる瞬間が今回も随所にあるが、ハウスやブロークンビーツのエッセンスを交えて展開するクラブ・オリエンテッドなアプローチは前作にも増して際立つ。人力で複雑なリズムを叩くドラマーも快演。