いわゆるエモ・ラップ以降の刹那的なトーンと国内外のロック作法をメロディアスに融合してきた気鋭がメジャー・デビュー。コロナ禍の〈空洞〉の先を見据えたこの通算3作目は、過去作と同様にKMがプロデュースの核となり、JUBEEと再会した“君がいない世界”ではChaki Zuluも共同プロデュース。他にもポップ・パンクの顔役ザック・セルヴィニが手掛けた“Falling Down”、ナッシング・ノーウェアとの“Afraid??”、Daichi YamamotoやRIZEのJESSE、SEVENTEENのVernonといった客演の振り幅もおもしろい。BiTE A SHOCKに提供した“Patient!!”のセルフ・カヴァーもCDのみボートラ収録。