昨年にデニース・ウィリアムス“Free”のカヴァーで話題を呼んだシンガーによる初アルバム。ビル・ウィザースからU2まで洋邦の名曲を中心に取り上げており、シンプルなアレンジがコクのある歌声の魅力を引き立てている。サム・クック“Nothing Can Change This Love”のような無添加ソウルでのブルージーな歌い口、喜納昌吉“花”のスピリチュアルなアプローチなどが良好。