シン・ロンドン派とでもいうのだろうか? ロンドンを震源地として、新しいビートと表現に長けた若者を輩出する英国。サルタンの場合はJulian Josephと Simon Purcellにルーツが突き当たる。改めて聴くと納得がいく。確かにマッコイの影響は感じられるがもっと今なハーモニーが拡がる。Whirlwind Recordingsからは9月に新人ピアニストIvo Neameのデビュー作『Live At Turner Sims』がDLとLPのみで発売されるがDL&LPというのが最も新しいジャズの発売法則なのか? 先行でCD発売されたサルタンは曲によって混沌としたジャズ状況を反映する。そして確かに新しい躍動を感じさせてくれる。LPで聴こう! ジャズの信奉者の方々!