ポーランド出身のピアニスト、マクシム・ジェミンスキが、ピアノと室内オーケストラ版にアレンジした『映画サウンドトラック集』をリリース。映画「ヤング・フランケンシュタイン」、「プライドと偏見」などジェミンスキの個性が光る選曲。そしてシークレット・ガーデンやマックス・リヒター、ダスティン・オハロランといったニューエイジやポスト・クラシカルのアーティストの作品も取り上げ、映画音楽とは関わりのない楽曲もあるが、逆に言うと映画的なドラマティックな楽曲であるとも言える。どの作品もメロディが美しいものばかりなので、美メロのピアノ協奏曲のような趣。