名古屋発の4人組による初のフル・アルバム。メロディック・パンク的な熱さや昂揚感はありながらも、全10曲から溢れ出してくるのは、ギター・リフや曲展開にポスト・ロック/マス・ロック的なアプローチも取り込んだ90sエモ/エモ・リヴァイヴァルのフレイヴァー。どこか微睡んでいて幻想的な雰囲気ながら、しっかり清涼感もある独特なサウンドがとにかく最高でクセになる。