鬱屈からの解放をコンセプトに敷いたセカンド・アルバムは、表題曲で〈解け 解け 解け 捨て去ろう〉と歌っているように、聴く者の背中を優しく押すKjの柔和な歌声が印象的な内容。他にジャジーなタッチで踊り出したくなる“Black Jean Boogie”、英詞の“Picaresque”ではマス・ロック調のインスト・パートを導入するなど、斬新なアレンジも聴きどころだ。