M.O.P.クルーとしての活動で知られたブルックリンのラッパーによる、実に四半期世紀ぶりの新作。かのDJプレミアとジャジモトが半々ずつのトラックを手掛け、どちらもテフロンの激アツなラップにマッチした極太なビートを用意している。M.O.P.も唾が飛んできそうなラップで援護射撃し、DJエクリプスが参加した“No Fake Love”などスクラッチ使いも絶妙だ。