2018年に結成50周年を迎えたイギリスの男声ア・カペラ・グループ〈キングズ・シンガーズ〉。その長い歴史は膨大なレパートリーを持ち、キングズ・シンガーズへの委嘱作品でのアルバムが出来るほど! 詩やルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」からの抜粋を題材にしたリゲティのナンセンス・マドリガル集は、ア・カペラを超えた表現の豊かさに溢れ、キングズ・シンガーズの緻密なアンサンブルで、一人一人が演者となり、その高難度な世界観を見事に体現。まるで、演劇を見ているような情景が浮かびます。日本からも、木下牧子、久石譲の作品が収録。