2020年代に入ってスタートした英国のヴィンテージ・ソウル専門レーベル、LRKからLA拠点のバンドがアルバム・デビュー。その実体は、著名アクトのバックなどで歌ってきたキャロル・ハチェットがベラ・ブラウンなる70年代ブラックスプロイテーション映画風の女主人公になりきってタフなレトロ・ソウル/ファンクを聴かせる。ジャケからイメージできる期待を裏切らない好盤だ。