南ロンドンの4人組オルタナ・バンドによる2作目。デビュー作『I Slept On The Floor』で聴かせたコールドプレイにも通じる美しくシリアスなサウンドを残しつつ、今回はよりハードでダイナミックな演奏が楽しめ、アルバム全体に漂うメランコリックな雰囲気が心に染みてくる。〈天使の歌声〉と形容したくなるヴォーカリスト、カトリンの透明感のある歌唱も健在だ。