ピアノ・ピアノを主宰するストックホルムの音楽家による最新アルバムが昨年のLPリリースに続いてついにCD化。ジャズやソウルの滋養から生まれた未来のレア・グルーヴであり、ラウンジ/イージーリスニング系の聴き手にもハマりそうなライブラリー音楽集の趣だ。先だってはダニー・ブラウン“Hanami”のビートも手掛けていたし、ここからの飛躍にも期待したくなる。