INTERVIEW

制作者の中田ヤスタカ(CAPSULE)が語る、映画「アップルシード アルファ」メインテーマへの思い

映画「アップルシード アルファ」 Part.3

制作者の中田ヤスタカ(CAPSULE)が語る、映画「アップルシード アルファ」メインテーマへの思い

――今回、中田さんは本作のメインテーマ“Depth”を手掛けられています。どのような形で取り組まれたのでしょうか?

中田「当初から〈映画のエンドロールに流れるテーマ曲をお願いします〉という依頼だったのですが、自分が映画を観るとき、エンドロールの時間というと、映画の内容を思い出しながら〈いい体験だったな〉と実感する、そういう時間なんです。なので、実際に最後のシーンからエンドロールにいたる映像をPCの画面に出しながら、作業を進めて……。今回は曲が自然と変化していくなかで、映画の余韻に浸れる。そんな曲になればいいなと思っていましたね」

VARIOUS ARTISTS APPLESEED ALPHA unBORDE(2015)

――なるほど。今回、映像を観ながら作業を進められたそうですが、最初の印象は覚えていらっしゃいますか?

中田「まず最初に感じたのは、すごく〈重さ〉が感じられる映像だな、ということです。単純にメカが動いているというだけではなくて、素材がいったい何でできているのか。そういう部分まで、感じられる映像になっているなと思いました。たぶんきっと重くて硬い金属なんだろうな、とか(笑)」

――決して軽そうではないですよね(笑)。

中田「映像自体に重量感があるので、音楽も同様に、重さとハードな質感が伝わるようなものになれば、と思っていました。ただし、テーマ曲でもありエンドロールでも流れるから、単純に金属的で重いビートだけが鳴っているのではなく、どんどん落ちていく。そんなイメージを膨らませて、エンドロールを観てる人の気持ちと連動した曲、というのを意識して作業を進めていましたね」

【参考動画】CAPSULEによる「アップルシード アルファ」日本版のメインテーマ
“Depth(vocal dub mix feat. Toshiko Koshijima)”

 

――では最後にメッセージをお願いします。

中田「〈アップルシード〉シリーズは以前から、世間的にも実力が認められたアーティストが参加している作品だと思っていました。なので、そういう期待に応えられるものができればな、と。ミュージシャンとしてこうした作品に参加できたことはとても嬉しいですし、映画を観ていただく方にもぜひ楽しんでいただきたいですね」

 

中田ヤスタカCAPSULE

2001年に自身のユニットであるCAPSULEでCDデビュー。以降、Perfumeきゃりーぱみゅぱみゅのプロデュースをはじめ、映画のサントラ、TVやラジオ番組のテーマ曲など、さまざまな音楽制作を手掛ける。2015年2月18日にリリースされるCAPSULEのニュー・アルバム『WAVE RUNNER』には、こしじまとしこを迎えてリアレンジした「アップルシード アルファ」日本版のメインテーマ“Depth(vocal dub mix feat. Toshiko Koshijima)”を収録。

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