73年の3作目と74年の4作目のカップリング。モータウン時代のソロでは評価の低い2作だが、ボビー・ミラー制作の前者はポップな味わいの好盤で、ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルーノーツ“I Miss You”をカヴァーしてテディペンにバリトン対決を挑むような負けん気の強さも見せる。後者では古巣テンプスに張り合うかのようにノーマン・ホイットフィールドを起用。サイケ・ファンク〜ロック調で気を吐く姿が新鮮か。