スチームパンクの世界から次世代ユニットが参上!!!
ヴィクトリア朝の時代からタイム・トリップして来たような装いと、その雰囲気に通じるファンタスティックなサウンド観――〈スチームパンク〉の世界観をコンセプトとし、2015年夏に始動したアイドル・ユニット、Cream n' Chrome（クリームン・クローム）。リーダー的存在としてユニットを引っぱる橋本ちえみ、癒しキャラの結川凜来、女優としても活動するポジティヴ・ガールの寺田真珠という3人から成る彼女たちは、全員が身長160cm台後半という恵まれたスタイルも魅力の、まさに期待のニュー・ヒロインなのだ。
ちえみ「3人が初めて顔を合わせた時にスタッフの方からコンセプトを聞かされて、どうしたらモノにできるんだろうって、最初は不安でした」
真珠「まず、スチームパンクって何?って（笑）。でも、イメージを見せてもらったときに、これはすごくカッコイイなと思って、自分たちがやってみたらどうなるだろうとワクワクして!」
凜来「それからスチームパンクについてはいろいろ調べました。イメージがなかなか沸かない人もいると思うので、これは私たちが伝えていかなきゃいけないと思って」
取材中は時折あどけない素振りを伺わせたりするものの、「コルセットを着けると〈よし、やるぞ!〉って気合いが入ります」（真珠）と言うように、ステージでは3人の個性が見事に融け合った凛々しいパフォーマンスを見せてくれるCream n' Chrome。そんな彼女たちに用意されたファースト・シングル“all my wishes～negai～”は、「FAIRY TAIL」をはじめ数々のヒット・アニメや音ゲーで知られるStarving Trancerの作曲／編曲で、ロックとエレクトロを融合させ、かつTKサウンドを彷彿とさせるポップなメロディーも備えたナンバー。
真珠「聴いた瞬間にハマッてしまいました。サビもAメロもBメロもすべてイイんですよね。本当にどこかの世界からやって来たような……歌です（笑）。〈世界は迎えてくれた〉とか、歌詞を見ると、私たちガンバっていかなきゃ!って」
カップリングの“Light of the Universe”は、ワールドワイドな活動を展開しているトランス・メタル・バンド、BLOOD STAIN CHILDのRYUが書き下ろしたアッパーでエモーショナルなナンバー。
凜来「曲を聴かせていただいたときに、これはダンスが大変そうだなあって、レッスンの時からドキドキして（笑）」
ちえみ「一度、BLOOD STAIN CHILDのライヴを観に行ったんですけど、この世界観をどうやって再現すればいいのかって、そのヒントをいただきました。難しい曲ですけど、勢いがあって、私たちの力強い部分を見せることができる曲だと思います」
ハイセンスな音楽と、高い理想を掲げるステージ・パフォーマンス、そして何より同性からもシンパシーを集めるであろう佇まいの美しさ。いわゆる企画モノとは一線を画すポテンシャルを携えたCream n' Chromeは、最上級の注目株と言っていいだろう。
真珠「まずはひとつひとつのライヴを経て、成長して、いずれ大きなライヴハウスでできるように、ダンスも歌もトーク力にも磨きをかけたいですね」
凜来「〈Cream n' Chromeってこんな感じだったよ〉って、小さな話題からでも名前を知ってもらって、その輪をどんどん広げていけたらなあって思います」
ちえみ「スチームパンクというコンセプトを掲げてますけど、これってホンモノだよねって言ってもらえるように、しっかりスチームパンクしていきたいです!」
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