2012年の初作がPitchforkで高く評価され、ブライアン・イーノも虜にしたNYのマルチ奏者。注目の2作目はポスト・プロダクションを排し、インプロ主体で作られました。アブストラクトなビートにピアノやギターを重ねたトラックは、スロウコアに通じる暗めな印象ですが、だからこそ中性的なファルセット・ヴォイスの美しさが際立っているように感じます。ライボン・イヴェールを引き合いに出されるのも聴けば納得!