日本初公開時から、伴侶のミエヴィル監督作「マリーの本」とゴダールの「こんにちは、マリア」のセットで「ゴダールのマリア」という映画ですから、完全版と謳ってもさして驚くべきことはございません(HDリマスターで甦る鮮烈なルセールの唇を堪能あれ!)。驚くべきは、ゴダールがニューヨークのウディ・アレンを訪問してインタヴューした「ウディ・アレン会見レポート」、ゴダールとミエヴィルの共作実験ヴィデオ映画「ソフト&ハード」という、パンフレットでタイトルは知ってるけど見ることのできなかった80年代のレア作品が(勿論日本語字幕付きで)入っていることです! マニア号泣の一品!