約3年ぶりの4作目は、よりシリアスに精度を高めた歌詞とライミングが鋭さを増す一作。背筋を伸ばしたキレのある表現で、わが道を行くこだわりも随所に示す。ラップ論的なリリックがサビを境に一変し、病んだ世の断面とすれ違う“オーライオーライ”や、客演のMINTが性癖丸出しにかき乱す“キリアレヘン”をはじめ、“X-DAY”で聴かせる不敵なラインの数々もラップと共にニクいほど冴えている。