具体的にグラミーを視野に入れたサードEPは、これまでの〈NEOかわいい〉に〈レトロかわいい〉を狙ってプラスした感じ。特にアメリカの青春映画のクライマックスを彩るような“アイム・ミー”“フューチャー”などはバグルスやアバを彷彿とさせる恍惚のサウンドメイクが冴え、歌もよりポップスター然とするなか、絶品のメロディーに泣かされる。カタコト英語も効いていて、暖色系のジャケも曲に合ってます。