モーリス・フルトン率いるユニット、サイクロプスのサード・アルバムなんですが……これが目の覚めるような強烈なマシーン・ファンク! もはや機械に対する捉え方が根本的に違うというか、こんなにも粗野でパワフルでカオティックなサウンドをダンス・ミュージックとして鳴らしていることが最高。まるでバーニー・ウォーレルのようなサイケ&スペイシーなシンセ使いも狂っている。モーリスの奇才ぶりが大爆発。