ジェシーが発表した過去のアルバムから、その歩みを辿ろう!
★特集 Pt.1:最新作『Aquarelle』と共にその音楽性に迫ったコラムはこちら
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当時の恋人だったレベッカ・マーティンとのユニット、ワンス・ブルー。現在は廃盤である95年の初作『Once Blue』を残し、たった2年で解散した彼らの96年のライヴ録音がここにきてリリース! 参加ミュージシャンは、カート・ローゼンウィンケル(ギター)、ベン・ストリート(ベース)、ビル・ドブロウ(ベース)。 ※試聴はこちら
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JESSE HARRIS AND THE FERDINANDOS Jesse Harris And The Ferdinandos Bean/Secret Sun(1999)
ジェシー・ハリス&ザ・フェルディナンドス名義でのファースト・アルバムは自主レーベルからのリリース。“Don't Know Why”をはじめ、ジェシーの卓越したソングライティング・センスが光る逸品。69年生まれのジェシーはこの年30歳を迎えた。
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ジェシー・ハリス&ザ・フェルディナンドス名義でのセカンド。こちらも自主レーベルからのリリースで、ファーストからサードまではすべて日本未発売。本作はヴァラエティーに富んだ20曲弱を収録した大作。ノラ・ジョーンズもコーラスで参加した。
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肩の力を抜いて聴けるリラクシンでアーバンな楽曲がズラリ並ぶ、ジェシー・ハリス&ザ・フェルディナンドス名義でのサード。またまた自主レーベルからだが、この年にノラのファーストがドロップされ、“Don't Know Why”がグラミーを受賞したことでこの次作よりメジャーからのリリースとなる。 ※試聴はこちら
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JESSE HARRIS AND THE FERDINANDOS The Secret Sun Blue Thumb/Verve/ユニバーサル(2003)
“Don't Know Why”で一躍脚光を浴びた後にリリースされたフェルディナンドス名義の4作目であり、名門ヴァーヴからのメジャー・デビュー盤。全編にわたって響くアコースティック・ギターがブルージーなムードを醸し出す。“What Makes You”ではノラ・ジョーンズとデュエット。
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JESSE HARRIS AND THE FERDINANDOS While The Music Lasts Verve Forecast/Blue Thumb/ユニバーサル(2004)
フェルディナンドス名義の5作目は、ヴァン・ダイク・パークスやビル・フリゼールも参加した豪華盤だ。Light Mellowの金澤寿和は〈ルックスは高橋ユキヒロ、音はポール・サイモン、となるとスタンス的には差し詰めエルヴィス・コステロあたりのイメージか〉と考察している。 ※試聴はこちら
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レイド・バック・ムード全開! 傑作との呼び声も高い、ジェシー・ハリス単体の名義となった2006年作は、自身で立ち上げたSecret Sunからのリリースだ。PLANKTONからの日本盤リリースにあたっては浜田真理子、鈴木惣一朗、青柳拓次ら著名ミュージシャンが多数コメントを寄せた。
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およそ年に一枚のペースという多作家としても知られるジェシー。リチャード・ジュリアンがバック・ヴォーカルでゲスト参加、フォークやブラジル音楽からの影響を色濃く感じさせるこの一作も、前作から間髪入れずにリリース。日本盤はジェシーみずから編集し、オリジナルより3曲多い仕様だ。 ※試聴はこちら
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テリー・マニングとの共同プロデュース作は、PLANKTON発案の、ジェシーと彼に縁ある面々を集めたライヴ・イヴェントのタイトルにもなった(イヴェントにはPort of Notesやおおはた雄一、サニーデイ・サービスらが出演)。ホーンやマリンバなどの音色も耳に楽しい、日常を優しく照らしてくれる一作だ。
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〈夜〉をテーマに、マウロ・レフォスコ(アトムス・フォー・ピースなど)、ビル・ドブロウ(ブラック・クロウズなど)、ギレーム・モンテイロ(ベベウ・ジルベルトなど)というNYの音楽シーンで活躍する気鋭ミュージシャンとのカルテットでの演奏をベースにレコーディング。“Gone Without A Sound”は“Don't Know Why”の続編?
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ジョン・ゾーンのレーベル、 TZADIKからのリリースとなった初のインストゥルメンタル・アルバム。ジェシーのアナザー・サイドを見せた意欲作だ。ジョン・ゾーンはエクゼクティヴ・プロデューサーとしても関与。
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ノラのほか、コナー・オバースト、メロディー・ガルドー、マリア・ガドゥー、ビル・フリゼール、ヴィニシアス・カントゥアリアらをゲストに招いた、なんとも豪華なブラジル録音盤。このリリースに先掛けた全12か所(!)の日本ツアーも行っている。
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前作から打って変わって、スタジオに一人籠り全編をレコーディングした、初の弾き語りアルバム。オリエンタルなムードのタコジャケがやや奇抜だが、ジェシーの声と爪弾かれる優しいギターというピュアな魅力の詰まった一作だ。
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ブルックリンのエクスペリメンタル・デュオ、スター・ローヴァーをレコーディング・パートナーに作り上げた一作。〈インフルエンザにかかって高熱にうなされながら宮崎駿作品を毎晩ベッドで観ていたら、あるとき突然この曲が降ってきた〉と語る、宮崎駿に捧げたインスト曲“Miyazaki”も。
ジャズ・ベースのレジェンドであるチャーリー・ヘイデンの愛娘、ペトラ・ヘイデン(シンガー/ヴァイオリニスト)との共作アルバム。大方をジェシーが作曲した。ほぼ一気にレコーディングしたという息がぴったりな演奏を聴かせている。
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ぺトラとのコラボを挟んでリリースしたのは、ジェシーらしさ全開の一作。『No Wrong No Right』と同様、スター・ローヴァーとのタッグ作だ。キャンディス・スプリングスに提供した“Talk To Me”“Neither Old Nor Young”のセルフ・カヴァーも!