高田みどりや清水靖晃などの再発も手掛けるスイスのWRWTFWWレコードから哀愁宇宙系のお宝再発。フランスの作曲家ドミニク・ギオが1978年に発表した、ミニムーグやクラヴィネットなどを駆使して展開する宇宙の孤独。どこか初期の喜多朗も髣髴させ昨今のニューエイジ再発見にもバッチリフィットする。本レーベルからのリリースも納得のメディテイティヴな音像だが音使いは可愛らしく箱庭的でもある。70年代にラリー・コリエルやクラウス・シュルツェも手掛けたSF系画家、ジャック・ワースによる深海のピラミッド的な妖しいアートワークも魅力的、ジャケ買いも大いにアリ。