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慕情tracksからMonkey in Yellowのローファイ/オルタナティヴなアルバム『World Shrink Within a Blink』がリリース

tamao ninomiyaが主宰するレーベル、慕情tracksからMonkey in Yellowのアルバム『World Shrink Within a Blink』がリリースされた。

Monkey in Yellowは昨年、慕情tracksがリリースしたコンピレーション『慕情 in da tracks』に楽曲“Time Machine”を提供していた静岡の宅録作家。レーベルの作品としては同作に続く第2弾で、初の単独アーティストのリリースとなる。

Monkey in Yellowの音楽はオリヴィア・トレマー・コントロールなどのエレファント6周辺バンドやペイヴメントなどを彷彿とさせるローファイでオルタナティヴなサウンドが特徴だ。全編英語詞(歌詞も注目ポイントだとか)だが、スティーヴン・マルクマスから受け継いだかのようなセンチメンタルなメロディーはまさに〈慕情〉といった趣。

プレス・リリースによれば〈《宅録作家》としてのレッテルを払拭したい〉との思いから本作は制作され、一発録りのバンド・サウンドのような生々しい音を目指したという。そのために〈無駄な展開を入れない/無駄な音を入れない/無駄に時間をかけない〉という制約を設け、曲によっては弦楽器すべてを〈iPhoneのGarageBandで/インターフェースも使用せず/iPhone内蔵マイクで録音〉。なかなかにDIYでコンセプチュアルな制作手法だが、それがこの〈豆腐を切るような〉シンプルさと本人が語るサウンドに結実している。

また〈慕情tracksの音楽以外のあらゆる慕情がここに〉あるというサイト〈慕情letters〉には、〈Monkey in Yellowの人〉こと清水からアルバム・リリースに合わせたエッセイ〈テンニンギク〉が寄せられている。清水のパーソナルな思い出が綴られたテキストを読みながらアルバムを聴けば、より深い音楽体験となるはずだ。

なお『World Shrink Within a Blink』のマスタリングはhikaru yamada and the librariansの山田光が、アートワークはイラストレーターののなかあやみが手掛けている。

2019年は〈アーティスト単体でのリリースがいくつか決まっている〉という慕情tracks。Monkey in Yellowに続く今後のリリースにもぜひ期待したいところだ。

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